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DENTURE 入れ歯治療

入れ歯について

入れ歯は大きく分けると、保険と自費の2つに分かれています。保険診療は金属の留め具(クラスプ)が目立ったり、入れ歯の厚みがあったりしますが、費用を抑えつつ、スピーディーに作れることが大きなメリットです。一方で自費診療の場合は薄く作れたり、外から入れ歯を付けているとわからなかったり、患者様のご要望に応じて様々なタイプをご提案可能です。

当院の入れ歯治療はこんな方にオススメ

  • 01

    しっかり噛んで食事したい

  • 02

    自然な見た目の入れ歯にしたい

  • 03

    入れ歯を作り変えたい

当院で扱っている入れ歯

保険の入れ歯

お口の粘膜や歯ぐきに触れる床部分が、レジン(歯科用プラスチック)で作られている入れ歯です。部分入れ歯の場合は、クラスプという金属のバネを他の歯に引っ掛けることで、入れ歯を固定します。治療費がリーズナブルですが、装着時に異物感や違和感を覚える方もいらっしゃいます。

マグネットデンチャー

金具の代わりに、磁石などのアタッチメント装置を利用して入れ歯を固定する方法です。金具を掛ける必要がないので、残っている歯へのダメージが最小限で済みます。
※2021年9月1日から、保険診療において使用可能となりました。

金属床

床部分が金属製なので、強度に優れています。また、薄く軽く作製できるため装着時の違和感も抑えられるのがメリットです。さらに、食べ物の熱が伝わりやすく、食事の楽しみが向上します。

  • メリット

    • 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できる。
    • 金属を土台に使うため、頑丈な義歯を作製でき、しっかり噛める。
    • 金属から熱が伝わり、患者様が味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになる。
  • デメリット

    • 金属アレルギーをお持ちの患者様は使用できない可能性がある。
    • 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合がある。
    • 保険適用外のため、自由診療になる。
料金
(税込)
220,000〜330,000円
治療期間 2ヶ月
治療回数 4〜5回

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは文字通り、クラスプ(ばね)を使わない入れ歯です。口を開けた時に金具が見えないため、入れ歯をしていると気づかれにくくなります。また、金属アレルギーの心配もなく、フィット感に優れているのもメリットです。

  • メリット

    • 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない。
    • 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できる。
  • デメリット

    • 強い衝撃を与えてしまうと破損する可能性がある。
    • 保険適用外のため、自由診療になる。
料金
(税込)
132,000~220,000円
治療期間 2ヶ月
治療回数 4~5回

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーは、歯ぐきの粘膜部で支える入れ歯とは異なり、顎の骨に埋め込んだインプラントで支える入れ歯です。完成品の外観は一般的な入れ歯とほとんど変わりありませんが、装着したときインプラントで支えるので、しっかりと噛めます。また、ずれたり外れたりする不快感も無いので、従来の入れ歯にあった多くのデメリットが解消されています。

  • メリット

    • 入れ歯を金具や磁石で支える構造なので、「しっかり安定する」、「食べ物をよく噛めるようになる」、といった効果が期待できる。
    • 入れ歯を固定させるためのインプラントが、比較的少なくて済む(2~4本)ことから、患者様の治療費を抑えられる可能性がある。
    • 入れ歯部分が取り外せるので、患者様ご自身で簡単にセルフケアを行うことができる。
  • デメリット

    • 手術が必要なので、患者様の体力に負担をかける可能性がある。
    • インプラント手術と入れ歯の製作が必要になるので、治療が長期に渡るケースがある。
    • インプラントと入れ歯、どちらかに不具合が生じると咀嚼や会話がしづらくなる可能性がある。
    • 保険適用外のため、自由診療になる。
料金
(税込)
1,100,000~1,650,000円
治療期間 10ヶ月~1年
治療回数 10~15回

入れ歯との付き合い方

清掃について

入れ歯はお口の中に合わせて作るので、形状や構造が非常に複雑です。そのため、きれいに見えても細かい部分に雑菌がついたりすることが少なくありません。また、顆粒状のお薬が入れ歯の裏側に入り込んで汚れになってしまうこともありますので、清掃には以下のような注意が必要です。

  • 入れ歯の床の内面、金具の内側、残っている歯との接触面は特に汚れが取れにくいので、ていねいに磨きます。
  • 入れ歯を落として排水溝に流さないよう、洗面器を使用します。
  • 入れ歯専用歯ブラシがなければ、一般の歯ブラシでも十分役に立ちます。
  • 歯磨き粉は使用してはいけません。

保管について

  • 取り外した入れ歯は、乾燥させるとひび割れや変形を起こしてしまいます。保存容器の水のなかに浸して保管し、水は毎日交換します。
  • 変形・変質の原因となるので、熱湯やアルコールでの消毒は避けます。
  • 認知症の人は、施設等で他人の入れ歯をつけたり、紛失したりすることもあるので、入れ歯に名前を入れることをお勧めします。

夜間時の取り扱いについて

  • 就寝時に入れ歯をはずして保管して良いのか、装着したまま就寝した方が良いのかは患者様の口腔内の状態によって違いますので歯科医師の指示に従いましょう。
  • 保管する場合は、必ず入れ歯を清掃してから保管しましょう。
  • 就寝時に装着するよう指示がある場合は1日の中で入れ歯を外し、入れ歯洗浄剤で洗浄する時間を作りましょう。
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